考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
竹尺
昔の物差しは竹のものが多かった。
ぼくが小学校の時代だから、昭和30年代だ。
母が洋裁をやっていた関係で、1メートル位ある長い物差しもあった。

なぜ竹が使われているかというと、伸縮しにくいから正確だということ。
さらに、曲げやすいということもある。

今でも洋裁の世界で布の長さを測るのは竹尺だという。
端から目盛りが打ってあって、布の長さを測りやすいからだ。
布に優しい素材だということもある。

ぼくは長いこと竹尺を見てきたが、あの特異なマークは何だったんだろうと思った。
得意なマークというと、5センチとか、10センチとかいう節目のところにある、半円と赤い点を組み合わせた不思議なマークだ。

実はこのマーク、なぜこういう形をしているのかはわからないらしい。
赤い点が「星」と言われ、目立ちやすいのは事実。

できた当時、竹尺に数字を入れるのは難しかったからだろう、という話。

調べていて、定規と物差しの違いもわかった。
定規は線を引くためのもので、物差しは長さを測るためのものらしい。
たしかに、ぼくらが使い慣れているアクリルの定規は、線を引く用途がメインだった。

そういえば、母はよく竹尺で服地の長さを測っていたような気がする。
あれは端から目盛りが付いていないとダメだ。

うちには竹の物差しなどない。
だから、子どもたちも竹尺の謎のマークも知らないのだろう。

実家の処分をしたときに、いくつかの竹尺も一緒になくなった。

1本置いておけばよかったと思う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:36 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/243978
トラックバック