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2023.11.01 Wednesday
国会議員の報酬
今年は国会議員の給料が上がるらしい。
岸田首相の給料も30万上がるので、ネット上では文句を言う人が増えている。 ちょっと気になって、日本の国会議員の給料は多いのかどうか、調べてみた。 去年の1月の記事だが、東洋経済に国会議員の報酬のベストテンがあった。 結果は以下。 1位 シンガポール 88万8428ドル(約9772万円) 2位 ナイジェリア 48万0000ドル(約5280万円) 3位 日本 27万4000ドル(約3014万円) 4位 ニュージーランド 19万6300ドル(2159万円) 5位 アメリカ 17万4000ドル(1914万円) 6位 オーストラリア 14万1300ドル(1554万円) 7位 イタリア 14万3352ドル(1576万円) 8位 ドイツ 13万3279ドル(1466万円) 9位 カナダ 13万0710ドル(1437万円) 10位 オーストリア 11万7903ドル(1296万円) シンガポール、ナイジェリアはすごく高い。 ナイジェリアは国民の多くが1日2ドルで生活しているらしい。 国会議員は特権階級ということだろう。 G7の中では日本は給料は1位。 各種手当を入れると、世界一らしい。 一方、議員数で見ると、アメリカは少ないが、イギリス、フランス、ドイツは議員数は多い。 人口100万人あたりで見ると、日本が5.7人に対して、アメリカ1.8人、イギリス11人、フランス15.2人、ドイツ8.2人。 結局日本の国会議員は世界一お金をもらっているということだ。 それでいて、国会は年中開催されているわけではない。 予算委員会ではテレビに映りたい議員が、予算と関係ないパフォーマンスで中継してもみんな愛想をつかして見ていない。 立法は本来は国会議員の仕事だが、議員立法などほとんどなく、行政(役人)がやっている。 じゃあ何の仕事をしているのかというと、もっぱらスケジュール調整。 野党は文句を言ってるだけ。 与党の大部分は寝ているだけ。 こんな仕事に世界一の給料を払わないといけないのか。 70年代ならともかく、今は貧しい日本。 GDPはどんどん抜かれるし、一人あたりで見たら、今や世界30位。 すべて政治が悪いとは言わないが、だいたい国が口を出すと失敗する。 クールジャパンといって、アニメを売ろうとして結局ハコモノばかり作った。 被害が小さいにも関わらず、コロナ対策費用は世界一だ。 どう考えても、政治は失敗のほうが多いと思う。 これで給料を上げるのはもったいない話だ。 上げるのなら、もっと人数を減らすべきだぞ。 |
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