考えたこと2

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AI失業
アメリカでAIの活用を理由に、従業員の解雇が起こっているとのこと。
今年8月までに4000人が解雇されたらしい。

大手通信会社のTモバイルUSは、経理や人事など企業内でバックオフィス業務に関わる人をメインに解雇通知を出している。
カスタマーサービスなどの顧客に接する部門ではなく、Aiで代替えしやすいルーチン業務の部門が中心。

コンサルの大手、マッキンゼーは「生成AIの普及により、2030年までにアメリカの仕事の29.5%が自動化される可能性がある、と指摘している。
人員でいうと、1200万人の職業転換が起きる可能性があるらしい。
ホワイトカラーのうち、比較的単純な反復業務(オフィス業務支援や営業職の一部)が代替されるとの分析。

今までいろんな予想が出ているが、実際に解雇されたという報道は初めてだろう。

ChatGPTはどんどん賢くなっているらしい。
どんなふうにチューニングをするのかはわからないが、今利用している人たちが使うことで賢くなるという部分もある。
また、学習する元のデーターを最近のものまで増やしていく、という手もある。
ChatGPT3から3.5で、アメリカの司法試験の下位10%から上位10%までレベルアップしたという事実もあるから、休みなく学習してどんどん知識を増やしているのだろう。

その分、間違っている情報もあるから、難しいところだが…。

90年代から2000年代にかけて、パソコンが普及し、たくさんの仕事がなくなった。
それまで転記しては計算していたような事務が、一気に電子化された。
そろばんや電卓のスキルが陳腐化したのだ。
それらの人たちは、一部は辞め、一部は配置転換した。

その頃に、合理化しなかった役所は未だに遅れている。

日本は労働人口が減り続けるから、仕事が合理化すること自体はいいことだ。
しかし、新しい仕事に移れる人を育てないといけない。

それで、今はリスキリングなどと言っている。
もう一度スキルを身につけるという意味だ。

ぼくらの世代は、IT化の最初の荒波を乗り切った。
人工知能は何度か人間の仕事を脅かすと言われてきたが、今まではそれほどでもなかった。
でも、今回のChatGPTに代表される生成系AIの威力はすごい。

長い目で見て、一部の士業などはほとんどAIソフトに変わっていくと思う。

それらを考えた上で、どういう職業選択を若い人たちに勧めていけばいいのか、難しい時代になったと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:27 | comments(0) | trackbacks(0) |

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