考えたこと2

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社会保険料の見直し
ツイッターで経済学者の島澤諭という人がアンケートを取っている。
「社会保険料を消費税で置き換えるべきか」というアンケートで、社会保険のうち医療保険、介護保険、年金の3つのどれを置き換えたらいいか?というアンケートだ。

答えた人は219人で、偏りがあるとは思うが、アンケートの結果は、医療保険14.6%、介護保険6.8%、年金保険(基礎部分)10.5%、全ての社会保険料68%という結果で、圧倒的に社会保険料全部を消費税で置き換えるという意見だった。

社会保険料全部というと、年金60.1兆円、医療41.6兆円、福祉その他32.5兆円であり、そのうち公費で出ていない保険料が77.5兆円。
それを全部消費税で置き換えると、約33%という数字になる。
消費税を3割にしてもいいから、社会保険料の負担をなくせ、というのは働く世代の声としてはもっともなものだろう。

我が国の人口は、100歳以上が約10万人、90歳以上が265万人、80歳以上が1235万人。
全体で65歳以上が3割という状況だ。
社会保険を使うのは圧倒的に高齢者。
受益者負担の考えからいくと、高齢者ほど支払わないといけない理屈。

今や年収300万のサラリーマンが46万の社会保険料を支払っている。
年収の15%が社会保険料で、税金などの比ではない。
さらに、これから80歳以上の人口が増えるので、医療費がどんどん上がる。
どこかで働く人たちの社会保険料を下げないと、少子化など止まるはずがない。

記事によると、現在寝たきりの高齢者が200万人〜300万人いるらしい。
その人たちにかかる医療費が少なく見積もって年間200万円ほど。
したがって、300万人とすると、年間費用は約6兆円。
年金も入れると、寝たきりの人たちに10兆円くらいが使われているらしい。
消費税1%が2.4兆円なので、消費税の4%分に当たるという。

寝たきりの高齢者に10%の消費税の4%が使われている、というのは驚くべき数字だ。

家族が年金をもらうために、胃ろうをしてでも生かしてほしい、という話も聞く。
本当にこの社会保険料を何とかしなくては、もう国が滅ぶのではないか。

こないだ書いたコロナに絡んだ医療の無駄遣いも含め、見直さないといけないと思う。






| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:09 | comments(0) | trackbacks(0) |

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