考えたこと2

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割合がわからない
社民党の副党首の大椿氏が、処理水について「薄めても総量は変わらない」と言って、汚染水呼ばわりをしている。
おそらく、この人本気でそう思っているように思う。

薄めても総量は変わらない、という言葉は間違いなく正しい。
彼女の頭の中には、割合という概念がないのだろう。
きっと小学校で習う「食塩水」の問題ができないのだ。

食塩の致死量は標準的な体重の人で200gくらい。
だから、200gの食塩を水に溶いて全部飲めばおそらく死に至る。
単なる水だって、6L飲めば死ぬかもしれないという。
放射性元素でなくても、身近なところに身体を壊すものはある。

だからといって、食塩が要らないというわけではない。
適度な食塩は逆に身体に必要だ。
そこを分けているのが、割合だ。
数グラムの食塩を、料理に入れるときには薄めて使う。
薄めることで、安全に、美味しくなるのだ。

総量は変わらないが、薄めることで身体にとって有害ではなくなる。
そんな理屈もわからない人が、副党首。

彼女が反対している理由は放射能などとは関係なく、割合がわからないからだろう。
マスコミの記者たちの中にも、ひょっとしたらそれがわからない人もいるのかもしれない。
以前、おかしな円グラフが出ていたこともある。

本来なら国民を主導すべきマスコミや政党の人たちのレベルが下がっている。

これは笑い事ではないぞ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 15:37 | comments(0) | trackbacks(0) |

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