考えたこと2

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風評加害者
福島に行って、見てきた雨水を貯めているタンク。
膨大な数のタンクだった。
あれを見た人は、みんな放出すべきだというはずだと思った。

ようやく放出が決まって始まった。
まずは本当にめでたい。
でも、この期に及んで、まだ反対している人たちがいるのは、本当におかしい。

共産党や社民党、立憲民主党の人たちは本気で放出するのはだめだと思っているのだろうか。
まともな頭なら、これだけの国際機関がチェックし、他国の状況も見た上で、「処理水は放出しても影響はない」と言っているのがわかるはず。
彼らはポジショントークをしているのだろう。
それが風評被害につながり、日本を貶めることになっても、かまわないと思っているのだ。

反対しているという全漁連も、大きな声でマスコミに答えているのは1人だけ。
もうその人からしか、期待する答えが聞けないということだろう。

あの林立するタンクをそのままにして、復興などと言えるはずがない。
東電や政府に対する恨みはあるかもしれないが、それは福島から無理やり避難させられた人たちが言うならわかる。
他の人たちは単なる原発アレルギーや政治的ポジションで言っているのではないか。

ツイッターなどで、わけのわからない人たちが、未だに反対している。
それらの人たちは、「風評加害者」と言われ始めた。
全くその通りだと思う。

多くのマスコミは「放出は科学的にはわかるが、風評被害が心配だ」などと報道の姿勢を変えた。
自分たちが反原発キャンペーンを張り、避難しなくてもいい人たちまで避難させ、被害を大きくしたという罪を認めたくないのだろう。
こんなマスコミなら要らない。
そういう心配自体が、風評被害を呼ぶのだ。
まともなマスコミなら、科学的に安全ということを報道すべきだろう。

ぼくがフォローしている阪大の物理学者の菊地誠先生は、最近は

「学ぶことを怠ってきた君たち風評加害者には理解できんよ。理由は無知だからだ。学んでないからだ。
年間被曝推定量0.00003mSv。普通に学んできた人ならこれだけで全てわかる。多くの人がこれだけで分かる。君が分からないのは無知だからだ。
君の無知は罪だ。無知故の風評加害は罪だ」

などとしつこく絡んでくる人に告げている。

海洋放出に対して、京都新聞の社説では
「処理水放出へ 重大な禍根残す決定だ」
毎日新聞は
「処理水放出、科学的根拠だけでいいのか 二極化する原子力の賛否」
日経は、
「科学を隠れみのにするな 処理水の風評退治は政治の仕事」
朝日に至っては
「三陸ホタテ、止まらぬ浜値の下落 放出前に始まった処理水の「被害」」

などと書いている。
一体マスコミはどんな根拠に基づいて記事を書いているのだろうか。
だいたい、朝日などのマスコミが風評加害するから、被害が出るのだ。
自分たちが加害者だという自覚はないのだろうか。
これらのマスコミは、永遠に福島には復興してほしくないというのが本音だろう。
科学的に放射能のことを考えたら、彼らが嘘を言ってきたことは明らかなのだから。

当時のマスコミの風評加害の反原発キャンペーンを今からでも断罪できないのかと思う。

最後に、福島の最大の鮮魚店おのざきの4代目店主という方がツイートしている内容を引用しておく。

「処理水海洋放出に関して、私の考えは以下です。

(先に補足しておくと、これは私個人の考えであり、会社の総意ではありません。社内外でも当然、それぞれの考えや価値観があることだと思います。)

・海洋放出はせざるを得ないと思う

・処理水の安全性は科学的に示されているし、第三者機関(IAEA)にもお墨付きを得ているのに、なぜ騒ぐの?

・処理水の放出反対を言い続けている人は、何か他の代替案はあるの?

・処理水の放出反対活動をするよりも、風評を起こさないような活動をして力を貸していただけないか?

・自然災害は防げないけども、風評被害は未然に防げるよね。

・風評が起こっ“たら”、等のたられば論で未来の不安を煽ることが新たな風評に繋がるであろうことにまだ気づかない?

・福島だけの問題ではなく、日本国全体の問題だと思う。だからこそ、みんなで手を取り合って前向きな発信しませんか?

・ふくしまの魚は「常磐もの」(じょうばんもの)と呼ばれており、最高に美味いです。

・東日本大震災直後は、福島沖で漁ができなかったので我々鮮魚店は、福島“以外”の魚を売るほかありませんでしたが、その時に気付きました。

“やっぱ福島の魚ってうまかったんだな”って。」

全くそのとおりだ。
ぼくも3回福島に行って食べたが、美味しかった。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 19:04 | comments(0) | trackbacks(0) |

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