考えたこと2

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高嶺の花子さん
2013年のバックナンバーの曲だ。
アップテンポな曲だが、妙に東洋風でアジアのマーケットを意識した曲かと思う。
Youtubeの曲も字幕でインドネシア語が出てくる。
ギター教室でやってみたいという人がいて、見てみた。

なにより驚いたのは歌詞。
「高嶺の花」のとおり、手の届かない女性を思う歌なのだが、なかなか面白い。
出だしは、

「きみから見た僕はきっと ただの友達の友達
 たかが知人Bに向けられた 笑顔があれならもう恐ろしい人だ」

で始まる。

花子さんは、この世の人ではないような、そんな感じ。

その中に「生まれた星の下が 違くたって」という歌詞が出てくる。
「ちがうくたって」という言い方だ。

2010年の4月に「いるくない」という記事を書いている。
この時は、「いるのではないか」ということを言うときに、「いるくない」という言い方をするのが新鮮だった。

この当時、もう新語辞典に「違くない」という言葉が載っていた、と書いてある。
したがって、2010年には新語だったということだが、2013年にはもう歌の歌詞として使われる言葉になったということだ。

歌詞の「違くたって」は「違っていても」という意味だが、完全に市民権を得ているようだ。

Youtubeの動画には、1万件以上のコメントがあるが、ざっと見たところ「違くない」に引っかかっている人はいない。
それだけ自然に受け入れられているということだ。

ネットを見ていたら「2019年発行の「大辞林」第4版では「違くない」が見出し語になっています。」と書いてあった。

もうちゃんとした日本語として認められるようになっている。

歌は世につれ世は歌につれ…



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:17 | comments(0) | trackbacks(0) |

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