考えたこと2

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環境社会主義
欧州は気候変動の聖地だ。
欧州各国は気候変動に熱心だし、実際に政府も金を出しているし、今まで主導的な役割を演じてきた。
ドイツでは、環境保護政党である緑の党が政権を担っているし、再生可能エネルギーの導入にも熱心だ。
今まで、地球温暖化のニュースはほぼ欧州から出てきていると思う。
サンゴ礁が減っているとか、シロクマが困っているとか、フェイクニュースも多い。

それはなぜなのかというと、欧州は東西が一緒になって、旧社会主義の国々が存在するからだと思う。
ベルリンの壁が崩壊して、社会主義は負けたということになった。
ソ連から次々と連邦国が独立して、ソビエト連邦は崩壊した。
そして、元々は東側だった国々が西欧にひっついたのだ。

元々東ドイツの党だった緑の党は躍進し、政権を取るに至った。
反原発が政権の最も大事な理想であり、エネルギー価格が高騰している今に至っても、残っている3機の原発を止めて、脱原発を達成した。

これらの一連の動きは、旧東側の国々の人々が資本主義に対してアレルギーを持っているからだと思う。
今さら負けた社会主義を持ち出してもダメだから、環境とひっついたのだ。
そんな風に解説しているサイトはたくさんある。

アダム・スミスが言った、「見えざる手」を認めない人たちだ。
人間は十分に賢く、世界をコントロールできるし、それが正しいと思っている人たち。
「正義」を振りかざす人たちだ。
実際、今では「気候正義」という言葉もある。
ESGを守る会社は、正義を行っていると言わんばかり。

でも、それは間違っていると思う。
人間はそんなに賢くない。
それは奢りだろう。

結局、自由に任せて市場原理で解決するしかないと思う。
少なくとも、明らかにおかしいこと以外は、ルールをできるだけ減らすことだ。
そういうことを歴史は証明してきたと思う。

もちろん、すべて自由にというわけではない。

でも、人間の力を過信してはいけないということだ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:19 | comments(0) | trackbacks(0) |

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