考えたこと2

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笑いをとること
相談を受けているときには、なるべく相談者の笑いをとるようにしている。
なぜかというと、笑うという行為は、信頼関係の中でしか起こらないことだからだ。

人は相手を警戒していると、面白いことを言っても笑わない。
よく、プレゼンの時に笑いをとる、ということをいう人がいるが、これも相手の信頼関係がないと起こらないことだからだ。
欧米圏のプレゼンは、ジョークで始まったりすることが多い。
やっぱり笑うという行為は、相手への信頼や安心感を示しているのだと思う。

よく学生が面接で「ウケた」という話をするが、それがダイレクトに合否とはつながらないが、緊張が緩和してやりやすくなる、ということを表している。
故人になった枝雀が、「笑いは緊張の緩和」だと言っていたのも、その文脈だろう。

相談に来ているのだから、敵対しているわけではないが、それでも自分にとって海のものとも山のものともわからない。
そんな状態で、どんなことを言われるのだろうか、という緊張がある。
それを緩和するのが「笑い」だ。

短い時間で、基本的には一期一会の面談だから、素直に聞いてもらいたいと思う。
そのために、笑いを意識するのは大事だと思う。
まじめだけではいけないのだ。
相談員は自分の見方だ、仲間だという意識の表れが、笑いになる。

面接練習で笑いをとるのは難しいが、最初にどんな質問をしてほしいかとか、エントリーシートにどんなことを書いたかを聞く。
そのあたりで、笑いが取れれば、いい感じで面接練習ができる。

ぼくの面接練習は、基本的に話す練習と質問のバリエーションを増やすことだ。
まずは等身大で自分について語る練習。
そして、自分について語っているが、思わぬところを突っ込まれて答えられなくならないように、質問をする。
本番までにそれについてどう答えるかを考えておくためだ。

こちらは面接を受けたこともないのだから、それくらいしかできない。

練習だから答えられなくても笑えばいい。

そういう態度でのぞめれば、きっと本番もうまくいくと思ってやっている。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:41 | comments(0) | trackbacks(0) |

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