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2023.05.10 Wednesday
士業は崖っぷち
何でも検索してわかるようになったとはいうものの、そのサイトを見て、知りたいことをまとめるのは面倒だ。
それを自動でやってくれるのがChatGPT。 いろんな仕事が置き換えられるようになりそうだ。 こないだ「ChatGPTで士業ら知的産業は崖っぷち!」という見出しを見たが、たしかに士業はだいぶ危なそうだ。 「士業」というのは、弁護士、司法書士、行政書士、税理士などの「士」がつく職業。 ここに挙げたのは法律関係の仕事だが、民主主義の建前上、法律のことは自分でもできるようになっている。 それでも、日本の法律が複雑で、わかりにくいからみんな依頼してお金を払う。 でも、ChatGPTに聞けば複雑な手続きを簡単に説明してくれるようになる。 しばらくは置き換えはまだ無理だろうが、AIの学習は使う人が増えるほど上がるし、ほんの数ヶ月で飛躍的にChatGPTが賢くなったことから、AIでの仕事の代行はそのうち可能になるかもしれない。 みらい総研というところが「AIの登場で「今の」士業の仕事は無くなるか?しばらくは無くならないかな…?」という記事を書いている。 実際にAIを使ってやってみた結果だ。 まとめには、 「安価なAIが登場した時代においても弁護士・司法書士・弁理士・税理士と言った士業=特定分野のスペシャリストの仕事自体は「しばらくは」無くならない ただし、専門家といえども一分野のスキルのみでは遅かれ早かれAIに代替される可能性が高い 今後数年で専門家に強く求められるスキルは自己+他のスキルを繋げるコーディネートする能力であり、他のスキルに対する理解も重要になるだろう」 と書かれている。 これから士業で生き残るためには、複数のスペシャリティを持つことが必要という結論。 たしかに、膨大な裁判資料から、過去の判例を調べるなどの作業はAIの方が圧倒的に得意だ。 それだけでは、仕事として成り立たないということだろう。 本当にえらい世の中になってきたものだ。 日本はやはりアナログな製造業で強みを持つしかないのだろうか。 |
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