考えたこと2

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キャリア採用
キャリア採用というのは、中途採用のことだ。
中途というとなんとなくイメージが悪いので、キャリア採用という名前にしたのだろう。

人が足りないから、転職サイトやハローワークなどの求人を経由して採用する、というパターンが多かったが、最近はちょっと変わったものも増えているらしい。

一つはリファラル採用というもの。
これは自社で働いている人が、友人を紹介するものだ。
友人関係だと気軽に転職の相談ができるから、最初から転職意思の高さはわかっている。
なおかつ、自社で働いている友人が事情も聞いて、それならうちの方がマシ、ということも聞けるだろうから、その上で紹介された人は入る確率が高い。
仕事のやり方なども聞いているだろうし、馴染みやすいと言える。

出戻り採用というのもある。
一旦辞めて、また戻ってくるというものだ。
再雇用人材は、会社の仕組みも雰囲気も知っているから、より即戦力になりやすい。
辞めて戻ってくる、ということはその会社の良さがわかったという面もあるのだろう。
大手の銀行や証券でそういう動きがあるという。

もちろん、従来の求人ベースの採用もほとんどの会社が取り入れている。
今や新卒だけでは足りないのだ。

昔は新卒をやっている会社は、自社出身者で固める、という感じだった。
最近、多様性という言葉が人事でよく出るのは、キャリア採用が増えているからかもしれない。

ぼくは2004年に新卒で入った会社を辞めて、学校法人にキャリア採用された。
もともと、キャリア採用などという意識もなかったと思う。
主な狙いは情報教育と、学校の改革だった。

全く畑違いのところに行って、大変だったが、受け入れられるのに、2年位かかったと思う。
何度も「前の会社では…」という言葉が出かかったが、飲み込んで過ごした。
それが学校法人などの非営利組織というものだ。

会社から会社の場合は、もっと遠慮なく言えるのだと思う。

キャリア採用の社員がずっといられる会社は、風通しがいい会社なのだろう。
もちろん、キャリア採用が増えると、そうならざるを得ない。

逆にキャリア採用の人が辞めていく会社は、あまりいい会社ではないと思う。
そういう会社の見方もある。

いずれにせよ、新卒100%などという時代はもう来ないだろうなあ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:02 | comments(0) | trackbacks(0) |

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