考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
国語力
筆記試験の相談がこの時期増える。
事前選考で筆記をやるところが多いからだ。

実際、販売職などはそれほど能力の筆記試験は重視されないと思う。
ITが進んで、端末に入力すれば計算は機械がやってくれたりするので、それよりも人間関係の方が気になるのだろう。
実際、企業アンケートでは性格適性の方が重視されるという結果もある。

能力適性の対策だが、算数・数学は短期でできるようになる単元も多い。
こないだ書いた濃度や速度、割合、損益算、仕事算などだ。
これらは中学1年までの学習であり、一次方程式までのところだから思い出せばできる。

でも、国語は簡単に伸びない。
結局語彙の量で決まるからだ。
語彙を増やすのは、そう簡単ではない。
言葉の数が多くて、そもそも何を覚えたらいいのかが難しい。

こないだ来た学生は、「訝しむ(いぶかしむ)」という言葉は聞いたことがないし、そんなの知ってる必要を感じない、と言っていた。
こういうのは、話し言葉ではほとんど使われない。
小説などを読んで、書き言葉で知っているかどうか、というところだ。
こういうのは、読書量を見ているのだろう。

だいたい、そういう学生は本はほとんど読まないという。
前にも書いた覚えがあるが、面白い本に出会っていない学生だ。
そういう学生には、図書館に行って面白そうな文庫本を見つけることを勧める。
試験対策にはならないが、人生にはプラスになる。

ということで、国語がダメという人には、とりあえず四文字熟語を覚えることを勧めている。
四文字熟語は数も少ないし、とりあえず覚えることができるからだ。

語彙が少ない人は必然的に漢字も苦手になる。
本を読んでいないと、出会う漢字の数も少なくなるだろう。
ネットの情報関係で使われる漢字は、やはり読みやすい、という制約を受けているので、量を読んでも出てこない。

人生100年という時代だから、読書の楽しみを知っておくことは大事だと思う。

だから、ちょっと間に合わないと思っても、読書の楽しみを見つけることを勧めるのだ。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/241388
トラックバック