考えたこと2

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トヨタのEV
トヨタの社長が交代して、新しい社長の佐藤氏が新体制の説明を行った。
豊田元社長は現実解を考え、極端なEVの路線は選択しなかった。
エンジンに関わっている人たちも数百万人のすそ野があったからだろう。
もちろん、現実的に100%EVに向けて、クルマ単体ではなく充電ステーションなどのインフラも考えて下した決断だと思う。
実際、ドイツはトヨタの方向に動いているし、中国やカリフォルニアなどは別として、その他の地域はEV化をどれだけ本気で言っているのかと思う。

実際モーターでクルマを動かす技術は、そんなに難しくないだろう。
ただ、クルマの全ての使われ方(耐熱、耐水など)で安全性を保証するのは大変だ。
その意味では、もうすでにハイブリッド車で、ある程度の台数を売っているメーカーは強いと思う。
シリーズハイブリッドなどは、電源以外はEVであり、マスコミがしきりに言う「日本はEVが遅れいている」というのは間違っている。

おそらく、長らくスポンサーだった自動車業界からの収入が激減したので、腹いせにそんなことを言っているのだろう。
香川照之の不祥事でちょっと下火になったが、トヨタはトヨタイムズというネットのオウンドメディアを広告に使おうとしている。
結局、民放テレビ局は宣伝を出してくれるところを持ち上げ、出さないところは足蹴にするという業界なのだろう。
それをマスコミというのは間違っている。

電気自動車が必要なイノベーションはやはり「電池」だろう。
水素を使って、エンジンでいくという手もあるが、難しそうだ。

新しいトヨタの経営陣は、2026年に150万台という販売目標を示した。
こういう目標を出すことが、新社長のミッションだったのだろう。
豊田元社長では、今までの協力会社(エンジンやパワートレインの会社)を切り捨てることになるから、なかなかそこまで言えなかったのかもしれない。

アメリカのテスラや中国のBYDの勢いに対抗しないと仕方ない、という状況になってきたのかもしれない。
マスコミの論調は、対応が遅いとか、台数だけでよくわからないとか書かれている。
しかし、電動車ということなら、トヨタは台数も歴史も世界一なのだ。
EV以上に複雑な仕組みで、ハイブリッドは走っている。

純粋なEVの販売比率はアメリカで5.8%、欧州で11%、中国で19%という数字。
ノーベル賞を取った吉野彰氏は、25年頃にEVの電池のイノベーションが起こるのではないか、と本に書いている。
本当だろうか…。

トヨタの新経営陣が正しい選択をすることを期待する。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:47 | comments(0) | trackbacks(0) |

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