考えたこと2

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大人になったらなりたいもの
第一生命が毎年行っている小中高校生へのアンケートの結果が出たが、驚いたのは今年の第一位。
小学生の女子がパティシエだが、それ以外の小中高の男女の1位は「会社員」。
高校生では、2位の「公務員」をおさえて堂々の1位。

会社員とは英語でサラリーマンのことだ。
サラリーマンが学生がなりたいものの1位とは、ちょっとビックリする。
以前人気だったYoutuberは小学生男子の2位で出てくるが、それ以外は3位までには出てこない。

Youtubeを見なくなったから、Youtuberの人気が落ちたのかもしれない。
みんなショート動画に行ったのだろう。
TiktokやInstagramだ。
Youtuberは儲からなくなったというのは事実。

サラリーマンのぼくが言うのもなんだが、子どもたちがなりたい職業が「会社員」というはなあ…。
要するに、どんな会社の会社員でもいいということだ。
どんな仕事でもいいから、給料をもらって生活したいのだと思う。

公務員は人気がなくなったとはいえ、高校生の2位。
とはいえ、会社員も公務員も具体的な仕事ではない。
つまり、具体的にやりたいことがないのだろう。
大人になったらなりたいものの具体像がないということだ。

それはつまり夢がないと言ってもいいと思う。
ぼくは小学校の頃マンガ家になりたかった。
中学、高校ではシンガーソングライター。
大学ではちょっと落語家、でも無理だと思い結局夢を捨てて会社員になった。

ぼくらの時代は、会社員になるというのはなんとなく負け犬という感じだった。
学生運動は下火だったが、まだくすぶっていた時代。
ユーミンの書いた「いちご白書をもう一度」や「あの頃のまま」の歌詞があの時代を表していた。

その会社員が一位というのは、どういうことなんだろう。
なんだか寂しいのはぼくだけだろうか。

今の若い人は本当にやりたいものがわからないから、会社員などと言っているのではないだろうか。

それはぼくらの罪ではないのか。




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