考えたこと2

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フッ素の電池
フッ素といえば、歯磨きの宣伝でよく聞いた。
虫歯から守るというようなことだったと思う。

そのフッ素が、リチウムの代わりに電池で使えるらしい。
電気をためる性能が、リチウム電池の6〜7倍になる。
2030年以降の蓄電池の本命の一つ。

理論的にはリチウムのような希少金属を使わない構成も可能とのこと。
資源調達リスクも少なくなる。

でも、あくまで完成すればの話。
まだまだ研究段階で、自動車メーカーなども興味を示しているものの、すぐに使えるというものでもない。

再エネの不安定な出力を、安定させるために蓄電が必要になる。
その用途も有力とのこと。

材料の希少性が少ないから、コストはリチウムより安くなるのだろう。
必然的に自動車メーカーの関心も高いらしい。
トヨタやホンダは外部と組んで研究している。

問題は、本当にモノになるのか、いつそれができるのか?ということだ。
そこが世の中の電気利用の最大のポイントだろう。

今の蓄電池は大まかに言って、発電コストの1万倍と言われている。
だから、再エネには必ずバックアップの発電所が必要で、それはダブルのコストになる。
太陽光など、夜や雪などが積もって光が当たらなくなると発電できない。
発電並みのコストで蓄電できるのなら、再エネもアリだろう。
でも、簡単には1万倍の差は縮まらない。

再エネをやっている人たちはそんなことはわかっている。
それでも、そんなことは言わない。
再エネはグリーンで安いというばかり。
それで国民が余分なお金を支払っている。

原発をたくさん動かせば、電気代は安くなる。
関電や九電は実際に原発を動かしているから、電気代は安いのだ。

バッテリーのみで動くEVもインフラを除けば電池がネック。
電池がとにかく高い。
補助金がなくなれば、電気自動車を買う人は激減するだろう。

それでも、将来新しい電池ができて、電動化が最適解になる日がくるかもしれない。
この「かもしれない」を本当にわかっている人がどれだけいるのか。

フッ素の電池に期待はするのだが…。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:46 | comments(0) | trackbacks(0) |

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