考えたこと2

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旅立ちの日に
ギターの教室で教えている小学生2人がもうすぐ卒業式。
卒業式で何を歌うのかを聞いたら、「旅立ちの日」だという。
最近はそんな歌をうたうのかとYoutubeで見たら、たくさん出てきた。
生徒のために、その歌を練習することになった。

ぼくの小学校では「君が代」「校歌」「蛍の光」と「仰げば尊し」だった。
だいたいそれが常識だったと思う。
小学校で「仰げば尊し」の文語調の歌詞はわからない。

「仰げば尊し我が師の恩」という出だし。
日教組が強くなって、日の丸、君が代は歌わなくなった。

その後の卒業式というと、2004年から勤めていた大学の卒帳式くらいしか知らない。
さすがに、大学の卒業式は合唱はなかった。
そういえば、日の丸も君が代もなかったと思う。
仏教系だったから、卒業式というより、卒業法要という感じだった。

でも、高校の卒業式の時に「仰げば尊し」を歌ったときは、わりと素直にそう思った。
先生にはお世話になったと思うのが当然だろう。
今こそ別れめ」の係り結びは、残念ながらわからずに歌った。
「今別れむ」の強調なのだとは、当時の学長に教えてもらった。

今の歌は今どきの口語体。
これが今は定番らしい。

「白い光の中に 山並みは萌えて はるかな空の果てまでも 君は飛び立つ」

合唱で歌っているのをYoutubeで聞いていると、いい歌だと思う。

でも、ぼくは「仰げば尊し」の方が好きだ。
卒業式は「君」ではなく「私」の式だ。
二人称で歌われても、ピンと来ない。

やっぱり、「いざさらば」という潔さがいいのだ。

それにしても、卒業式でやっとみんなで合唱できるようになったのはいいことだと思う。
歌にはみんなの思いを一つにする力がある。
3年間、大人の身勝手で歌を歌えなかった。

今年は思いっきり歌ってほしいと願う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) |

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