考えたこと2

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追悼 松本零士
昭和の漫画家がまた一人去った。

特徴的な女性を描く、松本零士。
「宇宙戦艦ヤマト」で有名だが、それよりもぼくは「銀河鉄道999」や「キャプテンハーロック」などが馴染みがあった。
また、九州出身で、「男おいどん」という作品に出てくるキノコ(サルマタケ)は今でも覚えている。

銀河鉄道999の「メーテル」は松本零士の描く女性の典型的なタイプ。
ああいう女性が理想なのだろう。
長い髪、長いまつげ、細身で謎の美人という感じ。

知らなかったが、父親が戦闘機のパイロットで、生き残った。
戦後にいろんな話を父親から聞いていたという。

ネットのインタビューでは、こんなことも言っていた。

「戦いに敗れるということは、悲惨で屈辱的なことですが、しかし、お互いに相手側にも喜びや悲しみがある。実際に墜落したアメリカ側の戦闘機のパイロットや、爆撃機のパイロットの亡きがらも見ております。帰らなかったこの人たちの家族の人は悲しむだろうなというのは、その時すでに感じていたんですね。相手側の気持ちも、こちら側の気持ちも、ともに描いたうえでエンドマークを描いた。そういうのが、戦争を描く場合の切実な思いだったわけです。」

そういう思いで、戦争ものを描いていたのか。

85歳だった。

合掌。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:41 | comments(0) | trackbacks(0) |

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