考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
聴けなくてもいい?
こないだの日経の記事配信を見てびっくりした。
アメリカのZ世代(1995年以降生まれ)は「聴けなくてもレコード買いたい」らしい。
音楽のデジタル化で、持つ喜びがなくなって、レコードでそれが復活しているという。

テイラー・スウィフトのミッドナイツというアルバムは、去年94.5万枚売れたとのこと。
やっぱりそういう気持ちはあるのかと納得した。

アメリカでは25歳の若者が、一日の終わりにレコード盤に針を落とす、という儀式をし始め、200枚ほどのレコードアルバムを買ったという。
日本でも去年は213万枚で、5年前の5倍の生産だった。
サブスク文化の揺り戻しだろう。

レコードはぼくらがティーンエイジャーだった70年代に最盛期を迎えた。
1978年がピークで、アルバムとシングルを合わせて27億ドルの売上だった。
それが衰退の一途をたどって、ずっと毎年1億ドル以下だったのだが、2022年にはCDを抜いて4350万枚のレコードが売れ、10億ドルの売上を超えたとのこと。

ぼくは古い人間なので、ストリーミングで聞くことに抵抗がある。
カセット、オープンリールのレコーダーで録音してきた世代。
ストリーミングでいつでも聞けるのはわかっているのだが…。
面倒なタグの打ち込みをやっても、気に入った曲は持っておきたいと思う。

そういう気持ちを、アメリカの若い世代が持っているということだ。
それも、聴けないレコードを買うという行為で。
今も昔もファンの心理は変わらない。

ぼくがレコードを捨てられないのも、同じことだ。

やっぱり、デジタルデータ−だけでは物足りないのだろう。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:13 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/241155
トラックバック