考えたこと2

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異次元の子育て支援
異次元の子育て支援という言葉をしばらく前に聞いた。
なんだかバラまきの対象になっているようにも思うが、まずやるべきは現役世代の手取りの給料を上げることだと思う。
額面は変えなくてもいいのだ。
そのために、社会保障の負担の比率を受益者にもう少し移すということになる。

現役世代の年収が、独身で400万円の場合、住民税は18万円、所得税は8.5万円、厚生年金保険料36万円、健康保険料19.5万円で、手取りは317万円になる。
国税、地方税を合わせたよりも、年金、保険の負担が税金の倍になっている。
若い人サラリーマンはそういうことを知っているのだろうか。
与党や野党、いろいろいるが、国政の場でこういうことを問題にする人はほとんどいない。
維新がちょっと言っているだけ。

給料が安いというが、それは企業もわかっている。
それら企業の組合すら、健康保険や年金が高すぎるとは言わない。
まあ、高齢者を支えているということだからだろう。

しかし、これだけ負担が大きく、社会的な問題にもなっているのなら、そういう声が出てもいいはずだ。
企業に給料を上げろと言ってもそんなことは企業の勝手。
国が口を出して上げられるものでもない。

しかし、健康保険と厚生年金は簡単に下げられる。
厚労省は制度の維持に熱心だが、現役世代はとてもそんなことには耐えられない。
それが若い人たちが結婚できないことにつながり、それが少子化にもつながっているのだと思う。

社会保険料を下げて、困る高齢者はどうするのかという声もあるだろう。
もちろん、無駄をやめるのも大事。歳出削減だ。
そして、消費税を上げるしかないと思う。
社会保険料は現役世代に負担が大きすぎるので、必要なお金は広く薄く全員から平等に取るものであるべきだ。
それは今の制度では消費税しかない。
年金生活者からも取れるのだから、こんな公平な税はない。

いまの社会保険は、世代間の不公平が大きすぎるのだ。

こんな制度が持つわけがない。
破綻する前に、何とかしようと考える政治家はいないのか。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:08 | comments(0) | trackbacks(0) |

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