考えたこと2

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未来人材会議
橘玲という人が、経産省の「未来人材会議」の「中間とりまとめ」のデーターをTwitterで紹介してくれている。

それによると、

「日本のサラリーマンは世界でいちばん仕事が嫌いで、会社を憎んでおり、憎んでいるのだから、当然のことながら、できればさっさと辞めたいと思っている。

会社を辞めたいはずなのに、何故か転職や起業をする者は少ない。

みんなが会社にしがみつくので昇進が遅れ、年功序列で給料がなかなか上がらず、いまでは部長の年収がタイより低くなった。

会社は社員に期待せず、社員も自ら学ぼうとは思わない。

結果として、日本の国際競争力はどんどん落ちているーーという話になります。」

これらのことが、OECDの調査などの統計ではっきり出ている。
それらが、現在の日本のある種閉塞した状況を表していると思う。

平家物語に「驕れる者は久しからず」と書いてあるが、その通りの展開。
今の政権を見ていると、どうでもいいところにお金を使い、肝心なところには出さない。
年金や医療などの社会保障は改革せざるをえないのに、ほったらかし。
どちらかというと、取りやすいところからもっと取るという悪手をやっている。
中高年の役人は、自分たちが乗り切れたらいいと思っているのだろう。

もはや消費期限切れの年功序列を維持し、正社員だけがあるべき姿と思っているのだ。
だから、いつまでもメンバーシップ型の雇用にこだわり、ジョブ型に移行できない。
データーを見ると、ジョブ型に移行すべきなのは、方向として明らかだろう。

幕末から明治にかけて出した馬鹿力は、昭和の戦争で使い果たしたのだろう。

だからこそ、老兵は去らねばならないと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:37 | comments(0) | trackbacks(0) |

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