考えたこと2

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2000人の第九本番
今日は朝から大阪城ホールで第九の本番。
朝ホームページで、PCR検査の結果が陰性だったのを確認。

昨日と同じ、バスのソリストの斜め後ろに座る。
一般のコーラスの一番前だ。

午前中はゲネプロ。
本番どおりに通しで練習する。
アリーナから、スタンドに一時移って、布袋寅泰とピアニストの角野隼斗のステージを見る。
布袋はさすがに余裕のステージだった。
角野隼斗は初めて聞いたが、東大の情報関係の研究科を卒業して、ピアニストとしても頭角を現した。

布袋は自分の歌以外に、第九の演奏に加わって演奏もした。
角野はラプソディー・イン・ブルーをオーケストラと一緒に演奏した。
今回はゲストもすごく良かった。

3年ぶりにいいステージを見た。
その後、1回目の第4楽章。
Life is Synphony、という掛け声で始める。

ぼくは観客が入る前の、この時の歌がベストだった。
朝イチの練習の時に言われていたところも、よくできたと思う。

歌っているときに、落語をしている時のように、自分の外で自分を見るという感覚になった。
自分は一生懸命歌っているのだが、「ここはうまく歌い出しができた」とか、「ここのアルトは朝の練習の時より気合が入ってバッチリだ」とか、歌っている自分を離れて見ているのだ。
前に書いた「離見の見」というやつ。

第九も、動画投稿も入れるともう7回歌っている。
それくらい歌うと、「離見の見」の状態になることができるのかもしれない。

そういう時は、終わったときにすごく爽快になる。
このゲネプロの時の歌が、そうだった。

残念ながら、本番はもう一つだったが、自分が納得の行くコーラスができたのは、すごく嬉しかった。

コーラスでもそういう体験ができる。

今日はとてもいい日だった。



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