考えたこと2

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最近のコーラス
最近の歌を聞いていて、気づいたことがある。
高音のコーラスがあまり使われなくなった。
特に、ソロシンガーの歌では、少なくなったと思う。

ぼくは中学のときにビートルズの"Please Please me"を聞いて、コーラスを知った。
ジョンとポールのコーラス。
メロディがジョンで、コーラスがポール。
いつも3度上のコーラスだ。

あれがずっと頭の中に残って、コーラスと言えば3度上と思っていた。
70年代、80年代はわりとそんな感じだったが、最近はそうでもない。
一人多重録音が当たり前になって、メロディーを強調するために3度上はあんまり使われなくなったんだと思う。
同じ声で3度上を歌うと、どっちがメロディーかわからなくなる。

それでなくても、イントロは短くとか、サビから入るとか、ストリーミングで聞いてもらうためにはいろんな制約がある。
若い人たちの中にはもうそれが当然になっているのかもしれない。
そんな中で、メロディーを重視して3度上のコーラスを使わなくなったのだろう。

以前、アカペラ部のメンバーの学生と話したときに、特技は3度上ですぐに歌えること、というのがあった。
なるほど、それは特技やなあ、と感心した。

歌は世に連れで、最近はその学生も、特技を発揮する場所が減ったと思っているかもしれない。

緊張感を伝えるために、出せる音程のギリギリで歌っていて、3度上をつけるのがしんどい、ということもあるかもしれない。
今の歌のキーは昔に比べてすごく上がったと思う。

フランク永井は低音の魅力、と牧伸二がネタでやっていたが、あんなのはもうない。
今の歌の音域は2音くらいずれている感じだ。

そんなこんなで、今の歌で3度上のコーラスは減少した。

あのジョンとポールの歌声は秀逸だったのだが‥。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 01:06 | comments(0) | trackbacks(0) |

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