考えたこと2

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バンジョー
今年も扇風機を片付ける季節。
今日分解して箱に入れて来年までおやすみということになった。
その扇風機をしまってあるのが、バンジョーのハードケースの上だ。
したがって、毎年出すときと片付けるときの2回、バンジョーのハードケースを見る。

最後に弾いたのはいつ頃だったか。
高校生のときだったと思う。

何度か書いたが、中学の時にバンジョーが弾きたくて試験でいい点をとった。
バンジョーを弾きたいと思ったのは、当時カントリーがまだ流行っていて、フォギーマウンテン・ブレイクダウンという曲が弾きたかったからだ。

バンジョーには5弦のものと4弦のものがあり、ぼくが買ってもらったのは5弦のもの。
5弦バンジョーは不思議な楽器で、キーがGの曲を弾くためのもの(他のキーでも弾けなくはないが)だった。
5弦は短くて、音が(低いフレットで弾いている時は)変えられない。
要するに、G(高いソ)の音しか弾けないのだ。

1から4弦も、何も押さえなくてもGのコードの音が鳴るようにチューニングするのが一般的。
要するに、バンジョーが入るカントリーはキーGで弾くもの、ということだ。

中学生のときに、バンジョーの教則本を買って、フォギーマウンテン・ブレイクダウンを練習したが、挫折した。
せっかく買ってもらったのに、ものにならなかった。

その後、高校のときに、カントリーではないがバンジョーが入ったバンドも出てきて、見に行ったこともある。
その時に、ボディーの裏を外して、表側だけで弾くというやり方を知った。

自分でネジを外して、裏側を取って弾いてみた。
入門用のバンジョーは表側が木ではなく、薄いプラスチック(本物はたしか牛革だったはず)で、裏側なしの状態でもそこそこ響く音が出る。
そんな状態で、何曲か伴奏できるようになったが、それでぼくのバンジョーライフは終わりだった。

それから50年ほど経つが、まだ捨てられない。

ぼくが初めて期末試験を頑張って親に買ってもらったもの、という由来がついているからだ。

ハードオフに持っていったら、二束三文で引き取ってくれるのはわかっている。

でも、死ぬまで残っているかもしれない。



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