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2022.08.26 Friday
「難しい」英語
アメリカに住んでいる人がつぶやいていた。
なにか問題があった時の表現。 アメリカ人はポジティブ方向にバイアスがかかるということらしい。 Perfect!→大きな問題はないはずです No problem!→たぶん大丈夫だと思います Should be OK!→まずいです We have a little issue.→重大な問題が発生しています We have some problems.→もうどうしようもありません 日本人は「Prefect」というと、「完璧で全く問題がない」という意味だと思う。 英語にはそういう意味での「完璧」という言葉がない、という人もいた。 実際、問題が起こっている(あるいは起こっていそう)な時の表現だからなあ。 「No Problem」はよく使うが、これもどちらかというと「問題なし」ということだから、大丈夫ということになる。 そういえば、海外とやりとりしていたとき、彼らがNo Problmと言っていたのに、問題が起きたことはよくあったような気がする。 「We have some problem」など、ちょっとした問題がある、という程度の感じ。 とても「もうどうしようもありません」とは思えない。 こういう言葉の使い方は、本当に難しい。 下手をすると、お互いの不信感のもとになる。 実際、「No problem」言うてたのに、何でやねん、というようなことが起こる。 だから、アメリカ人はいい加減や、などということにもなる。 アメリカ人にしても、「ちゃんと予告しといたのに、なんで慌ててるんや」ということになっているのだろう。 ぼくがやり取りしていた80年代から90年代は、日本が親会社という状況だったから、彼らも文句を言わなかったのかもしれない。 逆だったら、もう少しわかりあえただろうか。 過ぎた日々は帰らない。 ちょっと残念だ。 |
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