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2022.08.11 Thursday
ゆいにしお
渋谷系という音楽があるらしい。
こないだ、知らない若いミュージシャンがネット上にあふれているということがわかり、いろいろ聞いていたらこの言葉に遭遇した。 にしおゆい」という歌手。 ネット上では「ゆいにしお」という姓名が逆の順番で出ている。 この人がなかなかいいので、Wikipediaで調べていたら、「渋谷系」が出てきた。 「ゆいにしお」をWikipediaで見ると、人物のところにこんな記載があった。 「音楽活動のルーツとして山下達郎、ピチカート・ファイヴ、Cymbals、カジヒデキを挙げており、渋谷系の影響を受けている。」 へー、そうなのか。 山下達郎は渋谷系なのか、と思って「渋谷系」を調べると、こういう定義。 「渋谷系またはシブヤ系(しぶやけい)、もしくは渋谷系サウンドとは、東京都の渋谷(渋谷区宇田川町界隈)を発信地として1990年代に流行した日本のポピュラー音楽(J-POP)のジャンル、ムーブメント。」 なるほど。 ぼくは達郎のベストは80年代前半までだと思っているが、その後もジャパニーズポップスの大御所として扱われていたのだろう。 あの手の音楽の発祥が渋谷だったのか。 ピチカート・ファイブは全く知らない。 どれくらいこの「渋谷系」という言葉が流通しているのかはわからない。 若い人たちがネットの時代になって、流行語も少なくなったと思う。 一人ずつ聞いているものが違うからだ。 レコード大賞が成立しなくなったように、音楽もどんどんパーソナライズされていく。 こういうことを考えていると、いつも行き着く先が、これからはどうなるんだろう?という疑問。 残念ながら答えはわからない。 でも、「ゆいにしお」はいいぞ。 「ワンダーランドはすぐそばに」はキャッチーだ。 定番のフレーズを上手につないで、いい曲に仕上げている。 いろんな若い人が見つかるから、ネットは楽しい。 |
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