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2022.05.06 Friday
DJIのドローン
ウクライナでは多くのドローンが飛んでいるとのこと。
以前DJIという中国の大手ドローンメーカーのことを書いた。 とても日本の技術では太刀打ちできない高性能のドローンを作っている。 アマゾンで検索すると、中国製のドローンがたくさん出てくる。 安いものから高いものまでよりどりみどりだ。 ウクライナ政府は、DJIのドローンが開戦時に不具合があって使えなかったという。 ロシアのドローンは同じ中国製だが、問題がなかったらしい。 今はアメリカのスタートアップ企業などが、ドローンを売り込んでいる。 アメリカの国防省は今回のウクライナの状況を見て、DJIのドローンは危ないと思っている。 危ないというのは、いざという時に使えないということだ。 もちろん、「いざ」は戦争だろう。 ウクライナの当局者は欠陥を意図的なもので、防衛能力を阻害する目的の可能性があると言っている。 もちろん、DJIは否定している。 アメリカのドローン企業にとっては大きなチャンスだ。 いくつかの会社がウクライナに行って、訓練に参加したりしている。 あわよくば、アメリカ政府の支援があるかもしれない。 これが事実だとすると、やっぱり中国製の機器は危ないということになる。 いくら民生用だと言っても、ドローンのような精密機器で、軍事にも転用できるようなものは中国製のものは使えない。 第二次大戦が終わって70年。 戦争を知っている人たちが亡くなって、また熱い戦争が始まるのだろうか。 そこから、また冷戦が始まるのだろうか。 日本はいつまで平和ボケを続けていられるのだろうか…。 |
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