考えたこと2

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ジョゼと虎と魚たち
2020年のアニメを見た。

ぼくは田辺聖子のファンだが、この本は避けてきた。
本屋で何回も題名を見たり、実写版の映画の宣伝も見たりしたが、何となく読む気がしかなった。
当時の田辺聖子と言うと、中年の世界という感じだったからだ。
本の表紙の絵も、何となく若い女性向けという感じだったし…。

こないだ、偶然ラジオで、この小説の話を女優の小芝風花がしているのを聞いた。
その話を聞いていると、だいたいの筋はわかった。
車椅子の女性と普通の青年の恋愛小説だ。
その話から推測すると、今回のアニメ版は設定は同じだがだいぶ違う作品になっているようだ。
再ノベライズと書いてあるサイトもあった。

WOWOWを録画して見たのだが、あとの解説でも「エロティシズムの部分が抜けている」ということを言っていた。
田辺聖子のオリジナルは大人のドラマだったが、今回アニメ化にあたっては子供でも見られるようしたのだろう。

でも、そういうことを抜きにして、作品として楽しめる。
重たさも程よく、笑わせるところもある。
この手の映画にありがちな「障害者だから…」という部分も少ない。

ぼくはアニメ版を見て良かったと思う。
エピローグも爽やかでハッピーエンドだ。

映画はこうでなくてはいけない。

見てから知ったのだが、主人公のジョゼのCV(キャラクター・ボイス 今は声優のことをこういうらしい)は清原果耶だった。
大阪出身で大阪弁はネィティブだ。
「しばくぞ」はネィティブでないと言えないセリフだ。

いい映画だった。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 13:57 | comments(0) | trackbacks(0) |

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