考えたこと2

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民主主義の危機
オミクロンに対して、過剰だと思われる対策が出ている。
ナミビアから帰ってきた人たち飛行機便では、前後の席の人だけでなく搭乗員全員を濃厚接触者として扱うという。
濃厚接触者になったら、いろんな自由が制限される。
また外国人は入国できないという鎖国の指令も出ている。

すでに海外渡航していない人でもオミクロンの感染者が出ている現在、外国人の入国禁止に大きな意味があると思えない。
自然感染の広がりがわかりにくいということは、感染しても発症せず、ほとんどが軽症か無症状だということだろう。
ウィルスが弱毒化しているということだ。

こういう点で、専門家は意見を述べないのだろうか。
今こそ、過剰な対策をやめてもいい、と政府や役所に対して言うべきだと思う。
そういう意見はネット上にはたくさんあるが、テレビや新聞には載らない。
恣意的にそういう意見を載せていないのだろう。

ウィルス関係のニュースがなくなると、それでなくても視聴率や読者が減っているマスコミが困るからだと思う。
大多数の国民の意識は、マスコミにひっぱられて、コロナは怖いという意識であるか、特に勤めている人たちは「コロナ自体よりも、コロナの「感染者」になることが怖い」という意識になっていると思う。
それらがどうしてできるのかが問題だ。

もちろん、法的根拠があるから自由を制限することもできるし、いろんな要請を出すことができる。
要請に従わなければ、罰則も与えることができる。
しかし、今回の感染症対策で、どういうふうに法律が適応されたのかは、ちゃんと検証されるべきだ。
法律がないから、政令や国との誓約などでやっている部分もある。

今回のオミクロンで海外から帰国した人たちは、事実上「14日間自宅待機する」という誓約書を書かないと、入国できないということであり、ほぼ強制的に誓約をさせられている。
14日間は確認の電話が入ったりして、それに出なかったりすると、誓約を破ったということで居住エリアや氏名も公表される。
要は晒し者にされるということだ。

世の中はコロナやオミクロンが危ないから、安全サイドに振ることについては当然という雰囲気もある。
実際にコロナ、オミクロンに対して厳しい処置をすると支持率は上がる。

しかし、日本は法治国家なのだ。
私権の制限にどういう根拠があるのか、専門家の依拠したデーターは何なのか、責任を持てる発言なのか、そもそも専門家としての適格性はどこにあるのか、事後になるがそういうこともはっきりしないといけない。
そしてそのことをちゃんと意識して悪かったことを反省して対応しないといけない。

それをほったらかしにしてきたのが、今の日本だ。
それは民主主義の危機だと思う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:41 | comments(0) | trackbacks(0) |

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