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2021.12.25 Saturday
年賀状
今年は昨日まで年賀状めんどくさいと思っていたのだが、思い立って今日郵便局に買いに行った。
同じ思いの人も多いようで、買うのに行列ができていた。 キャノンのホームページから素材を取ってきて、ワープロではがきサイズの用紙に貼り付け、裏面が完成。 宛名は喪中欠礼の分を抜いて、印刷して完成。 やる気になったら2時間ちょっとでできる。 メールやSNSもあって、今の時代、年賀状でもなあと思う。 それでも、結局考えてみたらみんなSNSはやっているのだろうが、ほとんどの年賀状の宛名の人のアカウントなど知らない。 年賀状で繋がっている友人とは年賀状を出すしかないのだ。 ぼくらの子供の世代は、もう年賀状は出さない。 この習慣も、高齢者がいなくなると、なくなるだろう。 今の就活生に、封筒の宛名書きなどを教えていて、これは意味があるのかと思う。 ぼくらがそれを知っているのは、使っていたからだ。 彼らはおそらく仕事で封書を使うというのは、ごくごく稀だろう。 そう思うと、それを知らなくてもいいのにとは思う。 だいたい、メールすら使わないから、書き方を知らない。 宛名という概念がないのだ。 たしかに、メールの送受信の画面で誰から送ってきたかはわかる。 そのメールを2次利用するということを考えない。 これは普段Lineなどのチャットで連絡をしているからだろう。 誰が誰に送っているかは送受信の画面でわかる。 さすがに、メールで時候の挨拶などは要らないと思うが、いきなり用件で始まるのも無粋だ。 この「無粋」というのも、なかなか通じない。 要は、かっこよくない、という感じなのだが…。 というわけで、年賀状は将来は消え去る運命だろう。 海外のクリスマスカードも減っている由。 「メリクリ」とか「あけおめ」とか、そういう新語が登場している時代。 それらの言葉も長い時間を経て変わっていくのだろう。 そんなことを考えて、年賀状を出すことにする。 |
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