考えたこと2

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英語の謝罪
日本語と英語で、謝罪をするということはだいぶ違うらしい。
「それは英語じゃないだらふ」という本の著者が解説している記事を読んだ。

謝罪コンサル(こういう言い方が正式なのかどうかはわからないが)の言うことには「謝罪会見の時には、謝罪の言葉を述べて1分間は頭を下げておくこと」が推奨されるらしい。
日本ではまず謝罪の意思を表現することが大事なのだろう。

記事では、日本語は「秘すれば花」の言葉だとすれば、英語は「細部に至るまで言語化」するのを好む言葉らしい。

「日本人の英語をネイティブが聞くと、何か物足りなくて不安に陥り、ぎこちない空気が流れる理由はここにあり。そのすれ違いが起きやすい「謝罪パターン」を見ながら、謝ったあとにどう説明するか、表現リストをぜひご覧ください。」

記事にはこう書いて、英語ではどう謝罪の文章が綴られるかを紹介している。
例文を見ると、

Sorry, I'm so late. The traffic was really heavy this morning.
(すごく遅れてしまいすみません。今日は道がすごく混んでいたのです。)

I’m awfully sorry for the slow service. Unfortunately, we are short-staffed this evening.
(サービスが遅れて大変申し訳ありません。あいにく今晩はスタッフの人数が足りないのです。)

というような感じ。

日本の謝罪会見で「この度の不祥事は誠にすみませんでした」などと言って、長い間お辞儀しているのとはだいぶ違う。
要するに、英語では単に謝罪するだけでは不十分なのだ。
なぜこういう事になったのかを言わないと、謝罪とは見なされないということだ。

「謝罪の場合には、このちがいが大きく表れます。日本語なら「すみませんでした」で通用する状況であっても、英語では「理由」などを付け足さないと、ことば足らずの印象を与え、最悪相手の心証を悪くしてしまいます。」

英語は本来そういう言葉なのか、ヨーロッパ、アメリカがそういう文化なのかはわからない。
そういえば、若い頃に「英語で簡単に”sorry”と言ってはいけない」ということも聞いたことがある。
「すみません」ということで、自分の非を認めることになるから、ということだったと思う。

だからこそ、謝罪の場合もなぜその事態が起こったかということを説明しないとダメなんだろう。

どちらがいいのかはわからないが…。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 18:58 | comments(0) | trackbacks(0) |

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