考えたこと2

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カントリーマアム
原油高もあって、実質的な値上げが進んでいるとのこと。
実質的、というのは値段は変わらないが、知らぬ間に小さくなったり、個数が減ったり、少なくなったりする、というもの。

まあ、再エネ重視、脱炭素であれだけ化石燃料を目の敵にして、将来はなくすみたいな言われ方をされたら、原油も高くなるだろう。
産油国はCCS(CO2を地中に埋める)などの設備を作ったりしているらしい。
いろいろと設備投資もいるのだ。

そんな状態で、話題になったのが不二家のカントリーマアムというクッキーの実質的な値上げ。
値段は変わらないのだが、内容量を減らしている。

過去8年間にわたって調べると、クッキーの枚数が30枚から徐々に20枚に減っている。
2/3になったということだが、大袋の値段は据え置き。
値段が変わらなければ、ちょっとずつ減っても気が付かなかったりする。

「気づけば消費者目線にはなっていない量にまで激減してしまっています」と書いてある記事もあった。
どの線が消費者目線なのかはわからないが、8年間で30枚から20枚というのは気がつくだろう。

ただ、30枚のまま、値上げするほうがよかったのかと言われると難しい。
ここ20年ほど続いているデフレで、みんなが値上げに慣れてない。
不二家の立場とすれば、値上げするよりは量を減らそうということだったのだろう。
少子高齢化で、食べる方も年老いたのかもしれない。

ツイッター上では「カントリーマアム2040年問題」というのがあるらしい。
今のペースで内容量を減らしていったら、2040年にはなくなってしまうということだ。

ぼくも食べたことがあるが、カントリーマアムのファンはたくさんいるのだろう。
不二家としても悩ましいところだ。

さすがに、この冬はいろんなものが値上がりするだろうから、値上げに踏み切るかもしれない。
再エネを増やし、なおかつ停電をしないようにするには、バックアップ電源が必要であり、その分電気代が高くなる。
それでなくても、太陽光発電の補助でみんなの電気代は税金のように上がっている。
原発を止めているので、その分のコストも上がっている。

エネルギーコストは全ての製造に効くので、値上げの方向の圧力がかかる。
そういう状態が続いてきたが、ここに来て原油高だ。
値上げせざるを得ないものが増える。

困ったものだ。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:01 | comments(0) | trackbacks(0) |

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