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2021.10.26 Tuesday
100均ビジネス
1980年頃にできた100円均一ショップ。
今はいろんな会社がやっている。 今や東京シティエアターミナルの2階にも、キャンドゥという100均ショップがある。 昔は日陰者だったが、今は表舞台に出られるようになった。 それも、日本が長期低迷で給料が上がらず、安いものが必要になったからだろう。 もちろん、100均ショップが頑張ったこともある。 100均でアルバイトをしている学生に聞いたが、店長は何店かを掛け持ちしていて、かなり広い店でもパートやアルバイトだけでやっているらしい。 やっぱり大変なのだろう。 日経ビジネスに載っていたが、流通の大手イオンが、その100均ショップ、キャンドゥを傘下に入れる。 今やいろんなものが100均ショップにはある。 これが100円で買えるのか?というようなものもある。 ぼくも工具やクリアファイル、ブックエンドなど、いろんなものを買ったことがある。 あそこまでやると、100円均一でも勝負できると思う。 キャンドゥは1155店あり、1割がイオン内の店らしい。 残り9割はドラッグストアやイオン以外の総合スーパーに入っているとのこと。 客を寄せてくれる100均ショップは、どこでもほしいという感じ。 80年代には、安かろう悪かろう、という扱いだったが、今や100円でこんなものが買える、という店になった。 今や電池や工具、ガーデニング商品、掃除用具、スマホグッズ、台所用品、収納グッズなど、本当にバラエティにとんでいる。 エライものだ。 100均の4強はダイソーがダントツで、ついでセリア、キャンドゥ、ワッツと続いている。 ダイソー、セリア、キャンドゥまではぼくも知っている。 脱炭素で世界中エネルギーコストが上がり、商品のコストも上がってくるのだろう。 いつまで100円を維持できるのか、という感じ。 アジアの賃金も追いついてきており、これから苦しくなる。 100均業界も大変だ。 これから業界地図が変わるかもしれない。 いつか、110円均一、120円均一と上がっていくのだろうか。 どこが最初に値上げに手をつけるか…。 |
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