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2021.10.21 Thursday
メタバース
最近よく見る言葉が「メタバース」。
Facebookをはじめ、いろんなIT企業が言っている。 ネットで調べてみると、 「メタバースという言葉は幅広い意味を持つ。 人々がインターネット経由でアクセスできる共有の仮想世界空間の全般を表すための用語だ。 メタバースは、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)技術を使い、より現実世界に近づけたデジタル空間を指すこともある。」 と書いてあった。 要はネット上の仮想空間ということだろう。 ネットにつながったメガネやヘッドフォンなどをつけて、体験できたりする技術ができた。 それらを使って人間が仮想体験する空間という感じ。 そういえば、前にも同じようなものを見た覚えがある。 そうそう、セカンドライフというやつだ。 自分のアバターを作って、セカンドライフの中で仮想通貨を使って、実際のお金のやり取りもできた。 まだ今もサービス自体は継続しているらしいが、あまり流行ってはいない。 まあ、当時のパソコンには動作が重かったり、仮想世界で遊ぶよりは現実の世界で遊んだほうがいいだろう、というわけで今のFacebookやInstagramなどのSNSに流れていったのだろう。 その、Facebookがメタバースのサービスをやろうとしているらしい。 今年の7月にザッカーバーグ社長は「今後5年以内に「『ソーシャルメディア企業』から『メタバース企業』へ移行する」と発言」したらしい。 やる気満々といった感じだ。 セカンドライフ当時から比べると、だいぶ機器は進歩した。 ヴァーチャル・リアリティ(VR)を見るためにゴーグルもあるし、触覚を再現するものも開発されている。 でも、それらが進めば進むほど、それなら現実でよくないか?という疑問が出てくると思う。 現実に近づけるくらいなら、現実そのものの方がリアルだからだ。 ぼくが3次元のアニメよりも2次元の方がいいと思うのは、それが非現実的な描写を可能にするからだ。 3次元はリアルだが、それがジャマをして誇張ができない。 変に誇張をすると気持ち悪くなるのだろう。 訓練やゲーム、広告など、目的が単一ならメタバースはいいと思うが、普通のソーシャルネットワークのためなら、今ひとつだと思う。 どうなっていくのか、楽しみではあるが…。 |
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