考えたこと2

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ハイテクトラブル
先日起きたFacebook社のサービスが止まった原因は、ネットワークのシステムが原因だったという。
それにつながっている光ファイバーの保守のために、コマンドを打ち込んだところ、ネットワークがすべて切断されてしまったらしい。
もちろん、そんなミスを防ぐためのツールはあるのだが、バグがあってコマンドを停止できなかったということだ。

ヒューマンエラーといえば、そのとおりだが、要は不幸が重なって起こったということだろう。
でも、そういうことが起こり得るといういい教訓になったと思う。

重要なシステムであればあるほど、何かあった時のために救えるように作っているはず。
クルマのブレーキの油圧の配管をクロスして、二重化したりするのも、片方がなにかのトラブルで動かなくなっても、安全に止まるためだ。
それは当然やっていたのだ。

それでも、めったに使わないものだから、そこにバグが有るかどうかは常にテストしていなかったのだろう。
理論的にこうなるはず、と考えていても、なかなか100%大丈夫、ということにはならない。
ましてや、そのシステムが大きなものだったら、もとからそう簡単に潰れないから、試す機会も少ない。
本来のシステムが強いほど、それが起こった時のバックアップのシステムは脆弱になりやすいのだろう。

そんなことが起こってしまうのだ。
これが民間企業の通信だったから、まだマシだが、政府が運用しているものなどでも、そういうことは起こり得る。
これは恐いことだ。

そこそこ小さなトラブルがある方が、システムは強くなる。
でも、そういうシステムはなかなか意図して作れない。
そこが難しいところ。

人間が作ったものには、完璧はない。

難しいものだ。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) |

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