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2021.09.30 Thursday
70歳
元の会社のメンバーで何度かギターを持って4人でレンタルスタジオに集まったが、コロナで集まれなくなり、オンラインで毎月宴会をやっている。
一番年上の人は、70歳になった。 70歳の先輩は毎日1万3千歩歩き、週に1回テニスをして、週に1日勤めに行っている。 毎日8時に寝て、5時に起きるらしい。 すごく元気だと思うのだが、その人が70歳になって「立ったまま靴下が履けなくなった」という。 毎日1万3千歩も歩いて、テニスもしていて、そうなんですか?と聞いてみたが、よる年波には勝てないらしい。 ぼくは3月の早生まれで現役なので、年齢は若いほうだが、体力にはめっぽう自信がない。 運動は嫌いだし、アウトドアも嫌い。 どちらかというと、インドアでちまちまするのが好きだ。 いまでも、立ったまま靴下を履くのはしんどい。 もとから身体が硬いのだ。 来年の3月が来たら、ぼくは65歳。 高齢者の仲間入りだ。 一足先に65歳になった大学の同級生たちは、65になったらしんどくなる、と言っていた。 60歳とは違う、ということだ。 ぼちぼち、そんな気もしてきた。 70歳になった先輩は、あと10年と言っていた。 80歳で亡くなるだろう、あるいは亡くなりたい、ということか。 でも、70歳まで生きているということは、男性の平均寿命である83歳を超えて生きる確率が高いと思う。 もっと若くて死んでいる人もたくさんいるからだ。 幸い、今の仕事には定年の規定がなく、まだ続けることができそうだ。 しかし、評価が下がったり、体力的に持たなくなったら、続けられない。 人生の末期は持久戦だろう。 いかに自分の力を使い切るか、という感じ。 使い切って、ハイおしまい、というのが理想。 なかなかそういうふうには終われないが…。 |
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