考えたこと2

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ランニング
ちょっと前にも書いたが、最近「おしゃべりな古典教室」というのを聞いている。
毎週2回。日曜日の夜に再放送をやる。
それをPCで録音する。

今週は歳時記の「夏」がテーマ。
歳時記の話はなかなか面白い。
特に夏の季語は多く、こんなのもあるのか、と思う。

その中で出演者の小芝風花の相槌というか、先生への返しというか、返答が素晴らしい。
この女優、若いのにしゃべりが上手だと思う。
関西出身ということもあるのかもしれない。

その中で聞いててびっくりしたのが「タンクトップ」という言葉。
「ぼ、ぼくはおにぎりが好きなんだなあ」で有名な山下清が着ていたもの、といえば昭和世代にはよくわかる。
あの、夏にはそのままカジュアルな外出着にもなったランニングだ。

「坊主頭の少年がタンクトップを着て…」と話したので違和感があった。
おそらく、彼女の頭の中には白い下着のシャツ姿があったのだろう。

それで「ランニング」という言葉は死語になったのかと思った。
調べてみると、ファッション業界では完全に「タンクトップ」に置き換えられたと書いてあった。
小芝風花は24歳だから、平成の生まれ。
もう彼女の年代では「ランニング」というシャツはないのだろう。

しかし、坊主頭の少年がタンクトップとはどう考えてもおかしい。
ぼくの印象ではタンクトップはおしゃれ着で、坊主頭の少年が着るものではない。
それを苦しまぎれに「タンクトップ」と言ったのではないかと思う。

きっと彼女の母の世代は「ランニング」を知っている。

この調子なら、「半ズボン」も死語の仲間入りをしているかもしれない。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) |

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