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2021.09.24 Friday
営業トークの品質
いろんな報道関係の無料メールを登録していると、時々宣伝のメールが来る。
今日見たのは営業の電話を分析するソフトだ。 IP電話だから、電話機は必要ない。 ヘッドセットがあればOK。余計な固定費がかからない。 そのうえで、音声解析ができる。 「話速」「Talk:Listen比率」「被り回数」「沈黙回数」などが数値化できる。 営業成績のいい人と、だめな人の比較もすぐにできてしまう。 数値化するから、何を気をつければいいのか、理解も早い。 実際、この電話ソフトを入れて、社内の研修で使ったりしているという。 当該会社の場合は、営業成績のいい人は会話のラリー回数が多く、話速は1秒間に6文字をキープしているという。 1秒間に6文字ということは、1分間で360文字は話している、 キープするということに意味があるのだろう。 相手の言うことに反応してすぐに返しているということだ。 自動録音機能もある。 最近、申込みの電話などをかけると、自動音声で「録音させてもらっております」と言われることが増えたが、あれはこういう機能を使っているのかもしれない。 誰がどこに電話をかけたかという履歴も自動で残るので、リストを共有して順番に何人かでかけることもできる。 また、かけるときはパソコン上で電話番号をクリックするだけなので、かけ間違いがない。 通話の文字起こしもしてくれるとのこと。 いろいろと便利な機能だ。 電話業務もこういう効率化が図られると、成約率をベースにトークの仕方とか、どう話せばいいのかとか、標準化がやりやすくなるだろう。 最終的にはそのトークを学習して、AIがリアルタイムで電話のアシスタントをやってくれるかもしれない。 他にもいろんな機能があるとメールには書いてある。 ぼくが電話業務の担当なら、ぜひ営業に来てもらって説明を聞きたいところ。 AIが発達して、人間の評価ができるようになる。 要するに、今まで工場ではタスクタイムの測定などで効率化を測っていたが、文系の仕事でも効率が測れるようになるということだ。 少子化で労働人口が減る日本だから、効率を上げていくのは必須。 でも、それをされると人間はしんどいだろうなあ。 |
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