考えたこと2

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教員志望者不足
教員採用試験の倍率が低下している。
文科省の調査によると、採用試験の倍率は去年の4.2倍を下回り、ピークの2000年度の13.3倍から右肩下がりで3.9倍まで落ちたという。
中でも小学校は過去最低の2.7倍で、地域によっては1.4倍というところもある。
競争率は3倍を切ると、質の維持が難しいと言われているらしい。
重複合格者が辞退したりするからだ。
下位の大学入試では夢みたいな数字だが…。

小学校の受験者で見ると、新規学卒者はそんなに減っていなくて、既卒者が大きく減少しているとのこと。
採用が好調な民間に流れている、という分析らしい。
また、教員という職業の魅力がなくなっている、という要素も大きいのも現状。
文科省がSNSで教員のやりがいを発信してもらおうとして、「#教師のバトン」というプロジェクトをやっているが、それが不満のはけ口状態になってしまって、ブラックな職場という生の声がわかってしまったということもある。

いい機会だから、民間企業で勤めていた人たちを採用すればいいと思う。
何度も言っているように、教育の世界は閉じている。
世間の常識は教員の非常識だ。

英会話やプログラミング教育など得意な人を集めればいい。
もともと教員の仕事というのはやりがいがある仕事なのだと思う。
特に、人生をある程度生きた人たちにとっては、次の人達を育てるということはやりがいにつながるだろう。

教育は全員が経験したことだから、民間の人たちを雇ってもそんなに問題はない。
逆にそういう人たちを入れて、ブラックな職場を改善すればいい。
初等教育課程など、研修でやったらいいのだ。
そういう制度設計をすることこそ、文科省の仕事だ。

そうすることで、「普通の人たち」が教育を見ることが、学校を改善することになる。

早くしないと、もっと悪くなるぞ。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:31 | comments(0) | trackbacks(0) |

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