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2021.08.25 Wednesday
ネコ専門病院
東京にはネコの専門病院があるらしい。
テレビでやっていた。 一般的には主にイヌ・ネコの病院になるが、イヌも扱っているとニオイでネコが嫌がって暴れたりするので、飼い主がネコ専門病院を選ぶとのこと。 なかなか流行っている様子。 避妊していないネコは乳がんの発症率が高かったり、そうなったら抗がん剤治療をしたりするというのは、びっくりした。 ネコ用の抗がん剤もあるのだ。 ネコの抗がん剤の値段を調べると、1回で3万5千円から5万円程度とのこと。 エコーやレントゲンをしてがんを確認するという。 もちろんそれぞれお金がかかる。 何せ動物は健康保険が効かないから大変だ。 獣医に行くときは、万札を持っていかないといけない。 動物薬の製薬会社は人間の薬を作っているところもあるが、動物薬専門のところもある。 ひょっとしたら、人間用を作る時に、ついでにイヌやネコでも治験をするのかもしれない。 ただ、多くの薬は海外から来るらしく、日本で開発された動物薬は少ないようだ。 日本のペット用薬の市場はとても小さく(そもそも治療しない人もいるだろう)、ペットの数もアメリカの1/10程度らしい。 だから、アメリカでペットの薬ができて、輸入するという形になっているのだろう。 その病院で、乳がんを治療していて、亡くなったネコの話をやっていた。 手術をして、抗がん剤治療になって4日後。 ナレーションの女性は動物好きなのか、泣いていた。 ペットの死は何も言わない分だけ、悲しいのだろう。 病院の院長は、「飼い主といっしょにその時を迎え、ありがとうと言えるようにしたい」と言っていた。 もちろん、ありがとうというのは人間だ。 家族のように共に過ごした時間が長ければ長いほど、ペットロスも大きいのだろう。 昔はネコは飼い主に死ぬところを見せない、とか言っていたが、今はだいぶ違う。 イヌ専門病院もできたら流行ると思う。 |
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