考えたこと2

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世帯数
去年の国勢調査の結果が一部出た。
東洋経済の記事では、人口は減っても世帯数が増えている、という結果が出ていた。

少子高齢化社会は多死社会でもあるので、人口は減っている。
去年はコロナ対策で超過死亡が予測よりも減少したが、トレンドは変わらない。
生まれる人は少なく、死ぬ人は多いのだ。

記事によると人口は87万人減だが、227万世帯増えたという結果。
東京では55万人の人口増で、52万世帯が増えているらしい。
ほぼ一人一世帯が増えたということだ。
これを「ソロ社会化」と言っている。

一人世帯は20代と60代が増えている。
それはそうだろう。
20代は社会人として独立する年齢だし、60代というのは配偶者の死別世帯で、まだまだ元気だから一人で暮らせるという年齢。
若い世代の方は都市部で、高齢の方は地方で増える。
よくできていると思う。

首都圏の一都三件では80万人の人口増。
一方で、秋田、岩手、青森は人口減少のワースト3になっている。
このワースト3県は2015年〜19年の累積死亡率も出生率もワースト3ということだ。
県知事は有効な対策を打てないのだろうか。

もうすぐ、年間150万人以上の死者が50年間継続する、という状況になるとのこと。
どんどん消費が減って、成長率は落ちる。
衰退するのは仕方ないが、豊かだからこそ福祉ができるのだから、低成長でいいと諦めるのは間違いだと思う。

うちの息子達も東京で働いている。
やはり雇用があるというのは人口増加(転入)の大きい要因だ。

結局、もっと既得権や規制をなくして、新しい産業ができるような社会を作らないとダメだろう。
若い人たちがアイデアを出して、試せるような社会。
そのためにはもっと雇用の流動性を高めないといけない。
失敗しても、やり直せるという社会だ。

やはり、終身雇用というのは、ネックになっていると思う。

高度成長時代とともにその役割は終わったのだ。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 16:11 | comments(0) | trackbacks(0) |

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