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2021.07.31 Saturday
西尾知矢
西尾知矢というギターYoutuberがいる。
歌も上手で、ギターもうまい。 実際、どんな仕事の幅があるのかはわからない。 ぼくが知っているのはYoutubeのギター動画だけだ。 関西弁丸出しのギター弾き。 とにかく、速弾きもリズムのバッキングもうまいのだが、他のYoutuberと共演したときにはあまり空気を読まず、弾きまくることが多いように思う。 こういうやつ、おるなあ、という感じの人だ。 この人が今日のツイッターで「ギターをどう弾くよりも人生どう生きるのかの方が重要であると気づきました!」と書いていた。 何かあったのだろうか。 Youtubeを見ても、そんなことに関連するような動画も出ていない。 1ヶ月前に「ギターが最近つまらん。ワクワクしない。でも先はまだまだ長いです!」という動画をあげていた。 そこで、レコーディングか何かで頼まれてギターを弾いたのだが、自分がまだまだ足りないところが多い、ということに気づいたということを言っていた。 普段は自分で好きなように弾いているので、自分でいいと思う弾き方をしているのだが、人に頼まれて弾く時には、相手の価値観と自分の価値観の問題になったりするという。 相手にダメ出しをされると、そこが自分の足りないところ、ということがわかって楽しくなる。 それが上達のきっかけになる。 ある程度うまくなると、自分で満足してしまって、それがギターがつまらなくなる原因だという。 そういうときは、外に出て、人と一緒に音楽しよう、ということを言う。 この人はすごい練習量で、ほんとにギターが上手いのだが、それでも足りないところがみつかるとまた楽しくなる、ということだ。 ギターを始めた頃を思い出すとも言っていた。 その延長で、「ギターをどう弾くよりも人生どう生きるのかの方が重要であると気づきました!」という発言になったのかもしれない。 この人の動画で、バークリー音楽大卒のギター弾きのレッスンを受けているものがあるのだが、本当にかっこいいフレーズを弾くとうれしそうに「今どうやったんですか?」と聞いている。 その表情が面白いのだ。 そういう姿勢でやっているから、どう生きるのか、という問いが大事だということになったのかもしれない。 ギター道は奥が深い。 |
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