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2021.04.26 Monday
演歌の将来
WOWOWでブルース・スプリングスティーンの2006年のライブをやっていた。
彼はロックシンガーだと紹介される。 ぼくも、エレキギターを持っているロッカーだと思っていた。 でも、このライブを見ると、アコースティックギターを持って、バックのフィドルやバンジョーのサポートを得て歌っていてロックという感じはない。 完全にカントリー歌手という感じ。 曲もカントリーによくあるスリーコードの感じの曲が多い。 2006年というと、今から15年前だから、56歳の時のライブだ。 ニューオリンズのジャズフェスティバルの演奏。 土地柄か、ブラスのバンドも入って、スゥイングしている。 ドブロギター、ウッドベースも入っている。 バンドネオンの間奏なども入って、楽しそうなライブ。 カントリーというと、日本の演歌みたいなもので、白人のルーツみたいな音楽。 若い頃はロックをやっていても、歳を取ると回帰するのだろうか。 そういえば、アリスの堀内孝雄は完全に演歌歌手になった。 谷村新司も、フォークソングを歌っていたが、「昴」を歌ってから何となく演歌という感じだ。 演歌はなくなるとか言われているが、どうなんだろう。 ぼくらの世代は若い頃に散々聞いたので、演歌は耳に残っているが、うちの息子達はほとんど聞いていないと思う。 それでも、DNAの中に演歌的なものがあるのだろうか。 水原弘の「君こそわが命」とか藤圭子の「夢は夜ひらく」、クールファイブの「長崎は今日も雨だった」など、死ぬまで忘れないだろう。 演歌の将来には興味がある。 |
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