考えたこと2

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ミュージシャンの定年
こないだギターの先生に「ミュージシャンの定年ってどれくらいなんですか?」と聞いたら、そんなことは考えたことがないとのこと。
いつまでできるだろう、と考えたことはあるが、まあ、オファーが来る限りはやるという。

実際、80歳を超えてもやっている人はいるし、そこには体力の問題もある。
先生でも、1時間立ちっぱなしのステージをすると、膝から下がパンパンで、痛くなるという。
それでも、仕事はこなしていかないと、次がなくなる。

クラシックの楽団からオファーが来ることもあるらしい。
ほんの一部分のために、依頼されることもある。
そういう時に大変なのは休符を読むことだと言っていた。
もともとなじみのない曲で、長い曲の場合は、演奏するところが1か所だけだと今やっているところを見るのが大変だ。
つまりほとんど休みで、数小節だけ弾くというのが一番難しいのだ。

リハーサルで気を付けていても、自分が演奏するところを忘れてしまったりする。
1曲通して、弾くところがなかった、という状態。
そういうときはつらい、と言っていた。
それでも、時間は拘束しているから、ギャラは出る。
これは受け取りにくいというが、その通りだと思う。
本番では細心の注意で演奏する。

でも、結局そういうのが続くと、もうオファーが来ない。
そうやって、だんだんと仕事がなくなるらしい。
これはつらい。
定年がないということは、実力勝負であって、若くてもオファーが来ないともうプロではないということだ。
実際、コロナの自粛の時には弁当を詰めていたとのこと。
あれだけギターが思うように弾けるのに、もったいないと思う。

先生も、Youtubeで演奏の動画をあげたりしているが、やっぱりそんなに儲からない。
Youtubeはほとんどの人にとっては、身内の世界のツールだ。
サロンを作って、会費でも取れば食っていいけるかもしれないが、不特定多数に見てもらってお金を儲けるのは難しい。
1万回見てもらって、100円の世界だからなあ。

まあ、今はコロナが早く普通の風邪になって、従来通りライブができるようになることを祈るのみだ。


| | 考えたこと | 21:53 | comments(0) | trackbacks(0) |

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