考えたこと2

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STEM教育
これからの時代、IT教育は大事。
NewsWeekの記事があった。

STEMという造語、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Math(数学)の頭文字を取った言葉。
これらの教育を、アメリカは国家戦略としているらしい。

これが日本は最低レベルだという。
確かに今のIT人材の状況を見ているとそう思う。
日本はそういう人材が足りない。
セキュリティなど最たるもの。
こないだ書いたとおりだ。
そういえば、昨日近大が情報学部を新設という全面広告が日経に出ていた。

小中学校の教科で言えば、理科と算数、数学がそれらにあたる。
ぼくはそれらの教育がうまくいかないのは、コンピューターなどの機器を使わずに勉強していることばかりとは思わない。
逆に使えばそれらのリテラシーが上がると思うのなら、スマホを使っている小学生がたくさんいるのに、彼らのリテラシーが上がっているのか確かめるべきだ。
記事にあるようにジェンダーバランスだとも思わない。
あるにしても、そんなに大きな影響はないと思っている。

何より、教師の資質だと思う。
教師が科学を信じ、科学的に考え、技術や工学を信頼し、良きものだと考え、数学を理解していれば、今のままでももっと良くなると思える。
教員の養成課程を変えないと、カリキュラムをいくらいじっても、そんなに変わらないと思う。

文科省の間違いは、教育の本質は教員だということをわかっていないことだ。
いや、本当はわかっているのかもしれないが、それを言い出すとややこしいから、だまっているのかもしれない。

ぼくは10年間大学で勤めて、それがわかった。
何年もやっている人たちがわからないはずがない。
同じ教員だから、言えないのかもしれない。

学校は教員で閉じた世界だ。
だから、北須磨小学校のような問題が起きる。
あんなのは氷山の一角だと思う。

少なくとも民間ではあんな子どもじみたバカなことはやらない。
学校は閉じた世界だから、そんなこともわからないのだろう。

だから、教員になる道筋を複線化するのが一番はやいと思う。
30歳や40歳で小学校や中学校の教員になれるような枠を作ればすむ。
簡単だ。
何十年も変わらない教員採用試験はもう意味が薄れている。

それがSTEM教育をする前に、まずやることだろう。





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