考えたこと2

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ソニーが車を作る
ソニーが車を作るという話は出ていたが、いよいよショールームで3月28日から公開するらしい。
ぼくが小学生の頃、父がトランジスタラジオを買ってきて、家族で聞いた。
あの当時、まだテレビは白黒で回すチャンネルが付いていた。
回すチャンネルと言っても、もう死語だろう。
若い人はどうやって回すのか?と思うだろうなあ。

あの小さなラジオを作っていた会社が、約半世紀を経て、車を作るという。
どうやって作っているのかと思ったら、EUに自動車製造受託会社というものがあって、そこに受託しているとのこと。

ソニーは目の代わりになるC-MOSセンサーの大手。
この車はなんと40個のセンサーで360度の認識をするという。
ダッシュボードは先日発売された、ホンダのEVと同じく、幅いっぱいのディスプレイだ。

車内を写すカメラで、乗っている人の状況に合わせてエアコンの温度を変えたり、音声認識や学習機能も付いているということだ。
何度か同じ指示を出したりすると、次から自動でそれを実行したりするのだろう。
こうなると、車はどんどんパソコンに近づいてくる。

車の中の電気製品やセンサーを開発するためには、いっそのこと車を作ったほうが早い、ということだ。
日本にはないが、欧州には車の製造受託を受ける会社があるということに驚く。

電気自動車になったら、部品点数も大幅に減るし、こういう動きが加速してくるだろう。
移動の道具としては、カーシェアリングは有効な手段。
都市部では、シェアして使えば、車の台数は少なくていいということだ。

それでも、車がほしいと思わせるためには、車に移動以外の価値をつけなければならない。
その答えの一つが、車をペットのように家族にすることだろう。
ショールームではソニーのペットロボットaiboと一緒に展示されるらしい。

車がネットと常につながって、いろいろな情報を蓄積して、常時会話できるようになったりする。
そういう未来をソニーは考えているように思える。
つまりは、車をパーソナライズして、シェアリングできないものを作ろうとしているのではないか。

トヨタやホンダはどうしていくのだろうか。

楽しみだ。



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