考えたこと2

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受話器のマーク
スマホの通話のオンオフは昔ながらの電話機のアイコン。
受話器が乗っているのが通話開始で、受話器が外れているのが通話オフ。

今の子供たちはこの意味がわからないという。
このアイコンもそのうち変わるのだろう。

1957年生まれのぼくらは古い電話機を知っている。
ダイヤル式のもので、上に受話器が乗っているもの。
ぼくが小学生の頃はまだ電話機が普及していなかった。
クラスの連絡網の半分くらいは「呼び出し」だった。

この「呼び出し」という言葉ももう死語だろう。
近所の電話のある家に頼んで、呼んでもらって本人が出る。
中学の頃にはもう電話が普及していた。
1970年代に入る頃。

ぼくが鬼籍に入る頃には、確実に「受話器」という言葉も死語になるだろう。
電話という言葉も、携帯電話やスマホと同じ意味になるか、さらに新しい言葉ができるかもしれない。
「固定電話」という言葉もそのうち意味がわからなくなる。

昔は電話は家に1台だけで、動かせない電話だったから固定電話、などと説明をする時代が来る。
そして、当時の電話は話すためだけのものだった、と聞いて子供らが驚く時代になる。
その頃のスマホ(ひょっとしたら別のデバイスになっているかもしれないが)は、どちらかというと話すのは付録の機能みたいになっているだろう。
今のスマホは「phone」という名前はついているが、実態は携帯電子端末だ。
大昔のスパコンほどの能力がある。
今や10年先にどんなことができるようになるのか、想像もつかない。

これから生まれる子供らには、どんな未来が待っているのだろう。
その子らには、2020年はコロナウィルスが流行って、デジタル化が進んだと言われるようになるのか。
まだまだ進化するインターネットと携帯電子端末の世界。
「受話器」がわからないどころではないだろう。

その頃には「紙幣」というのも死語になるのだろうか…。


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