考えたこと2

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決算ロボット
決算ロボットと言っても、形があるものではない。
ソフトウェアで作業を自動化するので、ロボットと呼んでいる。
SaaS(Software as a Service)という部類のもの。
クラウド上で税金の申告書類を作成するという。

やっているのはIT系の会社で、豆蔵ホールディングスという。
この決算ロボットは戦略商品だ。

仕分けして出した決算数字を元に、表計算ソフトを通じて、税務用のデーターに置き換えるという作業の部分を簡略化する。
四半期決算をやる会社なら、年に4回の作業をかなり自動化できる。
社長は税理事法人もやっており、中小企業などのニーズを的確に把握しているという。

ここでもアマゾンのクラウドシステム(AWS)が活躍するという。
クラウドサービスであり、ブラウザがあればOK。
今は税理士や公認会計士は年々受験者人口が減少しており、人手不足であるらしい。
今までそういうことができていなかったのが不思議だ。
遅まきながら、自動化が進む。

企業内でも色んな仕事が自動化されつつある。
日本が雇用の流動性が低いため、残されていた分野だ。

「士」がつく職業もたくさんあるが、中でもこのような税理士の仕事は自動化が進むのだろう。
もともと、士業というのは法律上決まったことをやるものが多い。
それを代行するのが役目だが、法律がちゃんとわかりやすく書いてあれば自分でできるものだ。
つまり、手順や参照すべきものは決まっているのだから、原理的には自動化しやすいということになる。

それでも、なかなかできなかったのは、きっと日本の法律が政令などが多く、ややこしかったのだろうと想像する。
しかし、コンピューターが賢くなってきて、どんどんこの領域も自動化すればいいと思う。

もともと士業などというものは、法律の間で食っている人たちであって、生産的な仕事ではない。
そういう仕事を自動化で減らし、従事する人たちを生産側に取り込んでいかないといけないのだ。

一つ、そういうことが進んだ。







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