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2020.12.02 Wednesday
アップルの新CPU
最近、ネットでのインテルのCPU「Core」の宣伝が増えた。
「高性能」をうたっている。 これはとりもなおさず、アップルの新しいCPUの性能がかなりいいことが原因。 インテルが慌てている証拠だ。 アップルが作ったCPUは非常に性能がいいらしい。 パソコンには計算するためのCPUと並んで、画面に絵や字を書くためのグラフィック用のGPUというものがあるのだが、これらのメモリを別にせず共有する設計になっているらしい。 だから、画面描画が早いのだろう。 アップルのCPUは安いMacに入っているのだが、速いし、電気も食わない。 おまけに熱も出さないので、ファンがつかない。 これはスゴイ。 アップルには信者が多く、無条件に新製品はいい、という人が多いのだが、これはどうも本当にいいらしい。 画面が切り替わる動画などが出ているし、実際にバッテリーの持ちがいい。 ネットで調べると、新しいCPUと同等のものを作るためには、インテルは新しい製造ラインを作らないといけないらしい。 できるのは2022年以降、と書いてあった。 今やCPUの元のウエハー製造は「nm(ナノメートル)」の世界。 1nmは1mmの10万分の1だ。 新しいアップルのCPUは5nm、一方インテルのラインは7nmとのこと。 この差も大きいようだ。 今までは別に宣伝しなくても、勝手に売れていたインテル。 一時はインテル入ってる、というコピーで大々的に宣伝をしていたが、それが浸透するとあまり宣伝をしなくなった。 CPU市場で覇権を握ったからだろう。 それが、昨今いろんなメーカーがいろんな動きをして、インテルの覇権を脅かしている。 スマホ用のCPUはクアルコムが有名だ。 インテルはこの分野には出てこない。 CPUの名前は大昔は数字だったが、ペンティアムが出てきて、コアに名前が変わった。 アップルのCPUはM1という。 コアは何世代も性能向上が図られているが、M1の登場で大きな差がついた。 まだまだCPUの速さは上がるのか。 |
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