考えたこと2

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50代の後悔
50代の後悔、という記事があった。

営業コンサルタントがビジネスマン1万人に聞いたもの。
氏は全ての根っこは「定年後の人生設計をしていなかった」ことにある、という。
記事の中で、後悔のベスト12?を紹介している。

12位 守備範囲が狭すぎた
11位 「年金は夫婦で月24万円」など、一般論を信じ込んでいた
10位 自分の可能性を過小評価していた
9位 「やりたいこと」と「やりたくないこと」のバランスを考えていなかった
8位 低い条件の再雇用に甘んじてしまった
7位 退職金、年金があまりに少なくシュンとしてしまった
6位 「ちょっと充電してから考えます」……“思考停止病”になっていた
5位 「働かないオジサン(オバサン)」になってしまった
4位 地域デビュー、妻と旅行、学び直しや趣味は暇つぶしにしかならなかった
3位 組織の名前ではないアイデンティティを確立できていなかった
2位 モチベーションがどうしても湧かなくなってしまった
1位 定年後の人生設計をしておくべきだった

この12の後悔をみてぼくが思うのは、高齢化の現代、「定年」というものを甘く見てはいけないということだ。
平均寿命が70歳なら、65歳まで働いて、残り5年だから、どうにでもなる。
長生きしても10年くらいだろう。

でも、今は男性でも平均寿命は83歳。
65歳で定年すると、18年も残っている。
18年というと、生まれてから高校卒業までと同じ。
とにかく長いのだ。

上位の6位までの理由は、経済的なことではない。
ちゃんと心の準備をしていたか、ということだ。

ぼくは47歳で一度目の退社をして、57歳で二度目の退社をした。
一度目の退社はある程度考えてやったが、二度目は漠然としか考えていなかった。
幸いキャリアの仕事をしていたので、この仕事の延長上で考えようとは思っていた。
1年の予定が1年半かかって資格を取り、今はキャリア支援の仕事と、筆記試験の指導。
今の仕事は定年がないので、65歳でやめないといけない、ということはない。
うまくいけば70歳まで働けるだろう。

友人の一人は80歳まで働くと言っていた。
そのために、それまで勤めていた会社の再雇用を断り、別の仕事にチャレンジしている。
彼も、再雇用されてしまうと、65歳で別の仕事を見つけるのは難しい、という意見。
そのとおりだと思う。

仕事は運と縁だから、偶然の要素も大きい。
それでも、50代である程度考えておかないと、人生の終盤戦は戦えない。
50代は大事だ。

本当にそう思う。




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