考えたこと2

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秋田県
秋田県は日本で初めて人口の半数以上が50歳を超えた超高齢社会。
15歳未満の人口は1割。
ここを見ると、世界的な潮流である高齢化、長寿化の持つ問題がわかるということだ。
イギリス人の経済学者が書いている。

長寿化の流れは止まらず、1963年の100歳以上は153人だが、それが2040年にはなんと30万人になるという予測。
日本でも100歳超えはニュースでもなんでもなく、普通の出来事になった。
母方の祖母も100歳を超えて生きた。

実際に行った人はすぐに高齢化社会ということに気がつくという。
レストランのウエイトレス、タクシーのドライバー、ホテルの客室係、電車の運転士など、みんな高齢者になっている。
いずれ日本全体が秋田県化する。

実際、世界の人口77億人の85%が平均寿命が上昇している国に住んでいるのが現実。
世界的に豊かになり、長寿化しているのが現実。
そういうぼくも90歳まで生きたら、確実に超高齢化社会になっている。

ほとんどの先進国が抱えている問題はこの高齢化。
なぜ問題かというと、働く人が減って、老人が増える。
手厚い社会保障をしようとすると、お金がなくなる。
今の日本など、ダントツ世界一の借金国家になってしまった。

それを何とかするために考えられる方法は、

1.できるだけ長く働く
 長寿化は健康寿命も上がるので、今までより長く働けるようになる。
 実際、60歳定年が65歳に上がり、いずれ70歳になると思う。

2.年金制度を変える
 減額するとか、資産がある人は減らすとか、いろいろ方法はある。
 文句は多いだろうが…。

3.医療制度を変える
 これの決め手は尊厳死だと思う。
 「命は大事」という言葉の解釈の問題だ。
 北欧のように、何歳かを超えたら積極的な治療はしない、というのもある。
 そうなると、本人がまともな間に意思を表示することを義務付ける等の必要があると思う。
 社会にコンセンサスがあれば要らないが…。

4.働く人を増やす
 一番の解決法は移民だろう。
 でも、アメリカも欧州もいろんな問題が生じている。
 移民は日本のような単一民族で、意識共有できているところでは難しいのも事実。
 来た人も苦労する。
 そうなると、子供を作る事によるコストを軽減することだ。
 女性の働く環境を改善し、子育て支援すること、教育費を無償化することなど。
 これも高齢者の反対があるから難しいだろう。
 でも、やらないといけないと思う。

秋田の問題は、日本の問題であり、世界の問題でもある。

解決は難しいけど。



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